BIRD TALK 12月号

cockateil2005-11-03


表紙から見ても分かるように、今月は鳥のための家作りというテーマで、たくさんの家庭が、どんな環境で鳥たちを飼っているのかを特集しています。中には目を見張るようなうらやましい限りの贅沢なケージ(鳥部屋?<-ベッドルームを改造している人もいる)もあり、なんとかサミーとスノーイーの家もより快適に、と触発される今月号です。今月号の内容が詳しく知りたい人はこちら

*鳥情報はトイレでも。

 Someone cares

私は動物を扱う仕事をしている。仕事柄動物と一緒にいることがほとんどで、誰とも話さず帰る日も少なくない。人と共同でやっている仕事でもなく、自分と仕事の世界だ。私はこの仕事が好きだ。自分に向いていると思っている。

私は最近あることがあり、人から見ても分かるほど痩せた。そんな私に声をかけてくれる人が仕事場にも一人いた。「どうやったらそんなにやせれるん?うらやましいなー。*1」、冗談交じりでいつもその人は声をかけてくる。「食べ物家にあるん?私のジェリーサンドイッチいるか?」、私の顔を見るたびその人は冗談を言ってくる。私はそのたびちょっとにやっとしてまた去っていく。そんな関係が1ヶ月ほど続いた。

昨日はいつもよりしつこかった。私のオフィスまでやってきて、「ちょっとちょっと、ほんまにうらやましいねん。どうやったらそんなに痩せれるんよ?やっぱ、ストレス?私も1回目の離婚のときすごい痩せたんだけど、今はぶよぶよー。そうそう、いつも食べてたカップヌードルもう食べてないの?やっぱりチキンがおいしいの?それともビーフ?」、しゃべるしゃべる。おいおい、でもやっぱりチキンのほうがおいしいよ、それだけ言っておいた。

今日は少し出勤が遅れた。オフィスに着くと机の上にビニール袋がある。あけてみる。チキンカップヌードル1ダースとジェリーサンドイッチ。ポストイットにはメッセージが書いてある。

『Have a Good Day Girl. (変な顔の絵)
Things will get better with time.
Someone care's.

Me
Smile


(訳)
今日も一日楽しくねー。
時間が解決するから。
誰かいつも絶対見てる人がいる。

私!
スマイルだー

私の机の前のボードにはこんなものが張ってあった。

I believe that good things will come to people who work hard.
I believe great things come to people who never give up.
I believe silence will teach you something if you listen hard.
I believe that the heart leads you in the right direction if you follow it.
I believe friends are needed no matter who you are.


(訳)
一生懸命働く人には必ずいいことがやってくる。
あきらめないで頑張る人には必ず素晴らしいことがやってくる。
耳をすませば、沈黙が何かを教えてくれる。
心に従えば、その心が正しい道に導いてくれる。
友達はあなたが誰であろうと必要だ。


もうすぐ6人目の孫ができると言っていた彼女。今度会ったら名前をきいてみようか。

*1:私は関西出身なので、訳はどうしても関西弁になってしまいます。