凧

cockateil2006-12-10


久しぶりに温かい日だ。よしの希望で航空宇宙博物館に行くことにした。惑星のコーナーをみた後、飛行機の歴史、スペースシャトルの歴史をみる。

アメリカ史のコーナーでは、アインシュタインの使っていたパイプや、初代大統領ジョージワシントンの着ていたユニフォームなど珍しいものがたくさんあった。

  • ベルの開発した最初の電話


博物館のギフトショップはいつも楽しみにしている一つでかならず立ち寄るが、航空博物館だけあって格好のよい凧がたくさん置いてあったので、よしに一つプレゼントすることにした。小さいころから物をねだったりしない子だが、最近はさらに倹約になり、小さくなった服や靴下を「これ捨てようか?」と聞くと、「もったいないよ。まだ着れるよ。」とこっちが逆に言われてしまう。今日も朝から私が食器を洗っているときに不注意にもレンゲの先を割ってしまったのをみて、「まだ使えるよ。」と言われたところだった(もちろん、そのレンゲは処分したが)。ギフトショップでも、たくさん色んなものを見ていたが、最後に「なにもいらない」という。説得に説得を重ね、ようやく凧を買わせてもらった。よしは涙目になっていた。今時30ドルのおもちゃで胸を詰まらす我が子を誇らしく思いながら、そうさせている原因である自分を振り返り複雑な気持ちにならざるおえなかった。


  • 凧を飛ばすが、あまりに気候がよく風がないので飛ばない


*画像は街中にいたNorthern Mockingbird(マネシツグミ)です。